奥底にあるもの。
お久しぶりです、作業療法士のむーです。
随分と期間が開きましたのは、自分でブログに飽きました(?)。そして放置。
思いつきでやるとこうなることってありますね。
さてさて、今日は『奥底にあるもの』ということで。
私が普段かかわらせて頂いているクライエントは認知症の方々です。
入院しているということは認識していなくても『帰りたい』と家でない事は分かっている。
面会中止で家族に会えなくても、いつも家族のことを想い、心配している。
そんな姿を見ると、今の時期はいつも以上に心が痛みます。
認知症になっても心の奥底にある大切なこと、大切な人は変わらないようです。
自分が大切にしていることや、大切な人に想いを馳せる時間ってとても有意義ですよね。
それは1人でもできるかもしれません。
でも誰かにきっかけを作ってもらうことでできるようになるかもしれません。
認知症の方は、そのきっかけを必要としている事が多いように感じます。
作業療法士はクライエントの大切なこと(作業)や大切な人に想いを馳せる、想いを形にできる時間を提供することができます。
そういった環境をコーディネートすることで、クライエントの奥底にあるものが上手く姿を現すかも知れませんね。
人を想う
家族を想う
好きなことを想う
人の心を豊かにする1つのパーツだと、私は思っています。
それではまた。
皆様の健康と幸福を祈りながら、、🍀